共⽤機器等の利⽤について
沖縄ライフサイエンス研究センターは沖縄県内の科学技術の振興に資することを目的として整備されました。共用実験室に設置された研究機器他は、施設⼊居者だけではなく、ライフサイエンス分野に関連する⼀般利⽤者も利⽤することができます。
沖縄県が所有する高価で精密な機器ですので、細心の注意で丁寧にお取り扱い頂き、ルールに従って、他の利⽤者の支障にならないようにご利用をお願いします。
培養機器

中型振とう培養器(➀,➁)
タイテック
BR-43FL-MR
112円/1時間
設定可能温度は4〜70℃ (温度調整精度:0.3〜1.0℃ )振とう速度は20〜300rpm。振とう終了後に4℃に自動移行させることもできる。※№1(上段)は上限200rpm。(2台)
▲ 共用機器・設備一覧
遠心分離機器
▲ 共用機器・設備一覧
精製機器

棚式大型凍結乾燥機
東京理化器械
FD-550R
376円/1時間
生物試料(植物組織、タンパク質等)の水分を除去する棚式の大型凍結乾燥機。トラップ冷却温度:-45℃、除湿量:10L/回、乾燥棚温度:-10〜40℃。

棚式小型凍結乾燥機
東京理化器械
FDU-1110,DRC-1000システム
316円/1時間
生物試料(植物組織、タンパク質など)の水分を除去する棚式の小型凍結乾燥機。トラップ冷却温度:-45℃、除湿量:4L/回、乾燥棚温度:-40℃〜30℃。

ロータリーエバポレーター
BUCHI/柴田科学
R-215V型プロフェッショナル
630円/1時間
回転数は20〜280rpm、恒温水槽の温度調節は室温+5℃〜180℃まで可能。回転フラスコ許容量は50ml〜4,000mlまで対応。
▲ 共用機器・設備一覧
分析機器

細胞解析装置(GALLIOS)
Beckman Coulter
GALLIOS10カラー、3レーザー
2,056円/1時間
青・赤・紫の3レーザー、10のカラーフィルターを搭載したセルアナライザー。前方錯乱光で検出する。FCM解析ソフト(kaluza)も使用可能。※ソート機能なし。

超高速液体クロマトグラフィー(UPLC)
Waters
Acquity UPLC I-classシステム
1,884円/1時間
粒子径2μm以下の充填剤を用いることで溶液中の複数の化合物成分の短時間、高精度な分離操作・濃度分析が可能な超高速液体クロマトグラフィー。eλPDA(190〜800nm)、ELS(エバポレイト光散乱)の2種の検出器を選択可能。

四重極質量分析計(Qtof MS)
Waters
Xevo G2-S Qtofシステム
1,884円/1時間
UPLCシステムを接続してUPLC-MSシステムとして使用可能。ESI(エレクトロスプレーイオン化)プローブとASAP(大気圧固体試料プローブ)の2種類のプローブを選択可能。
▲ 共用機器・設備一覧
遺伝子解析機器

ケミルミ検出器
Bio-Rad
ChemiDoc XRS Plus Clarity
224円/1時間
蛍光及び可視染色サンプルのゲルやブロットの撮影解析が可能。高感度の化学発光検出も出来、切り出し時にサンプル・実験者ともに保護するアクセサリーも付属している。冷却CCDカメラ搭載。

マイクロチップ型電気泳動解析装置
(2100 Bioanalyzer)
Agilent Technologies
2100Bioanalyzer
274円/1時間
核酸・タンパク質のサイズ測定や定量をオンチップで分析。(専用の試薬キットを用い、RNA、DNA、タンパク質、細胞の4つの分析が可能。 )また、次世代シーケンサー用DNAサンプルのQCにも有効。

サーマルサイクラー
Life Technologies
Veriti
194円/1時間
0.1℃単位の温度によるプログラム運転が可能で、異なるアニーリング温度を利用して複数の反応を最大6ラン同時に行える。0.2mlのシングル・8連チューブ、96wellマイクロプレートに対応。

リアルタイムPCR
Life Technologies
Step One Plus
326円/1時間
最大96サンプルの分析が行える。指数増大期のPCRを正確に定量でき、サーマルサイクリングや蛍光データをスムーズに取得可能。蛍光色素が使用可能。
▲ 共用機器・設備一覧
その他機器

動物実験設備
(動物個別飼育制御装置 付)
日本医化機械製作所
LP-80CCFL-6ARS
306円/1時間
ラット・マウスの飼育・実験が可能。動物実験設備は広さ約10m2、ケージ棚、実験台、動物用体重計、保定器、動物個別飼育制御装置を設置。前室及び解剖室は共用。専任の動物飼育員はいないため利用者自身で実験及びケージ洗浄等の飼育管理を行う。利用の際には、動物実験関連書類の提出が必要なため、要事前連絡。

マイクロプレートウォッシャー
Molecular Devices
AQUAMAX4000
224円/1時間
96ウェル専用プレートウォッシャー。ELISA法、イムノアッセイ法、細胞毒性実験等、ライフサイエンスの様々なハイスループットスクリーニングに対応。

正立蛍光顕微鏡
ライカ
DM5000B
734円/1時間
光源にハロゲンランプを使用しており、自動照明コントロール、自動コントラストマネージャー、色温度自動コントロール機能を有する。ローダミン、DAPI、FITCの3種のフィルターを搭載。
▲ 共用機器・設備一覧
会議室・打ち合わせ機器・設備
▲ 共用機器・設備一覧
利用までの流れ
▼ 利⽤申し込み ▼ | 沖縄ライフサイエンス研究センターを利用するにあたり、利用規程等(※)をご確認いただき、ご了承の上で共用機器等利用申込書類(利用申込書・連絡先届出書・修練度に関する資料)を沖縄ライフサイエンス研究センター管理室までご提出(郵送又は持参)ください。 ※規程・様式については「利用にあたっての規程・申請書類」をご確認ください。 |
||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
▼ 審 査 ▼ | 目的、使用経験、知識、支払能力などを勘案して利用許諾を行います。 利用に当たっては、適切な使用目的や機器の操作の経験・知識を有していること、利用料金等の支払能力の有無など、一定の条件を充足していることが必要となります。 | ||||||||||||
▼ 予 約 ▼ | 「共用実験機器利用申込書」のご提出により、ご予約ください。 ID発行済みの利用者は予約システムを使って予約を⾏います。 ・測定等までの準備、調製作業、及び測定後の片付け・清掃時間も利用時間に含みます。 ・シェアードラボについては、「シェアードラボ利用の流れ」をご参照ください。
|
||||||||||||
▼ 利 ⽤ ▼ | 沖縄ライフサイエンス研究センターの利用規程等、及び共用機器の各マニュアルに沿い、職員の指示に従って適切にご利用下さい。 ・操作方法の事前習得及び確認の上、ご利用ください。 ・必要試薬、消耗品等は使用者各自でご用意ください。センター内サプライセンターで購入することが可能な場合もありますので、お問い合わせください。 ・機器利用に伴う廃棄物は全て使用者でお持ち帰りください。 |
||||||||||||
▼ 精 算 ▼ | 一般利用者は原則現金前払い、施設入居者は月末締め精算となり請求書を発行しますので、指定銀行口座にお振込み下さい。 |
実験内容について | 下記実験を実施する場合は、指定管理者への事前相談、及び指定管理者が定める様式により実験計画書等書類の提出が必要です。 ・ 遺伝子組換え実験は、P1レベルで取り扱うことが出来る実験まで可。 但し、利用者が所属する機関にて安全委員会の承認を受けているもの。 ・ ヒト由来試料を取り扱う実験は利用者が所属する機関にて倫理委員会の承認を受けているもの。 ・動物実験は利用者が所属する機関にて動物実験委員会の承認を受けているもの。 ・病原体等を取り扱う実験はBSL1レベルで取り扱うことができる実験まで可。審査委員会または所属する機関の管理者の承認を受けているもの。 ※施設入居者が各ラボにおいて実施する実験については、P2・BSL2レベルまで可。 |
---|